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浪速区健康展に参加しました|訪問看護・訪問リハビリを通して地域の暮らしを支える

  • 松下 美織
  • 6月8日
  • 読了時間: 5分

更新日:2 日前


令和8年6月6日(土)、大阪祭典なにわ区民ホールで開催された「第38回 浪速区 健康展」に、訪問看護・訪問リハビリのブースとして参加しました。

健康展は、浪速区で毎年開催されている地域の健康イベントです。医師会、歯科医師会、薬剤師会、行政、地域包括支援センター、訪問看護ステーション、介護・福祉関係機関などが協力し、地域の皆さまが健康や暮らしについて考える大切な機会となっています。

ROKU訪問看護ステーションも、他の訪問看護ステーションの皆さまと一緒に参加し、来場された方とリハビリや身体の動き、日常生活の困りごとについてお話ししました。

リハビリを通して見えてくる、暮らしの中の困りごと

訪問リハビリというと、筋力訓練や歩行練習をイメージされる方も多いかもしれません。

もちろん、立ち上がり、歩行、階段昇降、転倒予防、関節の動き、筋力低下への対応など、身体機能への関わりは大切です。

しかし、在宅でのリハビリは、それだけではありません。

「家の中で転びそうで不安」「トイレまで歩くのが大変になってきた」「退院後、自宅で生活できるか心配」「最近、外に出る機会が減ってきた」「家族の介助量が増えてきた」

こうした日常生活の困りごとに対して、どうすれば安全に、少しでも自分らしく暮らせるかを一緒に考えることも、訪問看護・訪問リハビリの大切な役割です。

病院の中でできる動きと、自宅で実際に必要な動きは違います。

ベッドから起きる。トイレへ行く。玄関の段差を越える。浴室に入る。台所まで移動する。近くのスーパーまで歩く。

こうした生活の一つひとつを支えることが、在宅でのリハビリには求められます。

「まだ訪問看護は早い」と思っている方にこそ、知ってほしいこと

健康展でお話をしていると、訪問看護についてまだ詳しく知らない方も多くいらっしゃいます。

訪問看護というと、「寝たきりの人が使うもの」「医療処置がある人だけが対象」「最期の時期になってから利用するもの」というイメージを持たれている方も少なくありません。

もちろん、点滴、胃ろう、人工肛門、尿道カテーテル、褥瘡処置、在宅酸素、がん末期の方への支援など、医療的なケアが必要な方にも訪問看護は関わります。

しかし、それだけではありません。

退院後の体調確認、薬の管理、転倒予防、病状悪化の早期発見、認知症の方への関わり、ご家族への介護相談、主治医やケアマネジャーとの連携など、訪問看護ができることはとても幅広いです。

「病院に行くほどではないけど、少し心配」「最近、親の様子が変わってきた」「家で過ごしたいけど、医療面が不安」「介護をしている家族が限界に近い」

こうした段階で早めに相談していただくことで、入院を防げたり、在宅生活を長く続けられたりすることがあります。

訪問看護は、困りきってから使うものではなく、困りきる前に暮らしを支えるための仕組みでもあります。

ROKUが大切にしているのは「自宅で過ごしたい」を簡単にあきらめないこと

ROKU訪問看護ステーションでは、「自宅で過ごしたい想いを、あきらめない」という姿勢を大切にしています。

高齢になると、病気や体力低下、認知症、転倒、入退院などをきっかけに、自宅での生活に不安が出てくることがあります。

また、ご本人だけでなく、ご家族も悩まれます。

「このまま家で見ていけるのか」「急に体調が悪くなったらどうしたらいいのか」「病院に戻った方が安心なのではないか」「本人は家にいたいと言うけれど、家族としては不安」

在宅療養では、ご本人の想いとご家族の不安の両方に向き合う必要があります。

私たちは、ご本人の希望だけを押し通すのではなく、ご家族だけに負担を背負わせるのでもなく、医師・ケアマネジャー・介護事業所・地域の関係機関と連携しながら、できる限り安全に自宅で過ごせる方法を一緒に考えます。

自宅で過ごすことは、簡単なことばかりではありません。でも、支える仕組みを整えることで、できることは確実に増えます。

地域の中で顔の見える訪問看護ステーションでありたい

今回の健康展では、地域の方々と直接お話しすることができました。

普段、訪問看護はご自宅の中で行うことが多いため、地域の皆さまにとっては少し見えにくい存在かもしれません。

だからこそ、このような地域イベントに参加し、顔を見て話せる機会はとても大切だと感じています。

訪問看護ステーションは、何かあった時にだけ関わる場所ではなく、地域で暮らす方々の健康や生活を支える身近な相談先でありたいと考えています。

「これくらいで相談していいのかな」「訪問看護の対象になるのかわからない」「家族のことで少し聞きたい」

そのような段階でも、気軽に相談していただける存在でありたいと思っています。

浪速区で暮らす方の在宅生活を、地域の皆さまと一緒に支えていきます

今回の健康展には、医療・介護・福祉に関わる多くの団体が参加されています。

地域の方が安心して暮らし続けるためには、訪問看護だけで完結することはありません。

病院、診療所、薬局、歯科、ケアマネジャー、訪問介護、地域包括支援センター、行政、地域団体など、さまざまな人たちの連携が必要です。

ROKU訪問看護ステーションも、その一員として、浪速区で暮らす方々の在宅生活を支えていきたいと考えています。

医療処置が必要な方。退院後の生活に不安がある方。がん末期や終末期でも自宅で過ごしたい方。ご家族の介護負担が大きくなっている方。体調の変化が心配だけれど、どこに相談すればよいかわからない方。

そのような時に、ROKUのことを思い出していただけるよう、これからも地域の中で顔の見える活動を続けていきます。

まとめ

第38回 浪速区健康展では、訪問看護・訪問リハビリのブースとして、地域の皆さまと身体の動きや日常生活の困りごとについてお話しする機会をいただきました。

リハビリは、筋力をつけることや歩く練習だけではありません。立ち上がる、トイレへ行く、お風呂に入る、外に出る。そうした日々の暮らしを、少しでも安全に、安心して続けていくための大切な支援です。

健康は、病院の中だけで守るものではありません。普段の生活の中で小さな変化に気づき、早めに相談し、必要な支援につなげていくことが大切です。

ROKU訪問看護ステーションは、これからも浪速区・大国町を中心に、地域の皆さまが住み慣れた自宅で安心して過ごせるよう、訪問看護・訪問リハビリの立場から支援を続けてまいります。


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