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ROKUが大切にしている「報告・連絡・相談」

  • 松下 美織
  • 2 日前
  • 読了時間: 6分

訪問は一人で。でも、看護は一人でしない。


訪問看護では、基本的に看護師が一人で利用者さんのご自宅へ訪問します。

病院のように、すぐ隣にスタッフがいて、

「ちょっと相談したい」「これ、一緒に見てもらえますか?」

と声をかけられる環境ではありません。

だからこそROKUでは、

「一人で訪問すること」と「一人で判断し、抱え込むこと」はまったく別のこと

だと考えています。

利用者さんの小さな変化に気づくこと。判断に迷ったときに相談すること。自分とは違う視点から意見をもらうこと。

その積み重ねが、在宅での安全な療養と、より良い看護につながります。

そこでROKUが大切にしているのが、日々の**「報告・連絡・相談」**です。


毎朝の朝礼で、チームとして一日の準備をする


ROKUでは、毎朝スタッフ全員で朝礼を行っています。

朝礼では、状態変化のあった利用者さんの情報や、その日の連絡事項などを共有します。

さらに、一人ひとりがその日の訪問について行動計画を発表します。

「今日は呼吸状態を特に注意して見てきます」

「前回食事量が落ちていたので、今日は摂取状況を確認します」

「この処置を行う予定です」

「前回こういう変化があったので、ここをもう一度確認します」

といったように、単に「今日は誰のところへ行く」という予定だけではなく、

その利用者さんに対して、今日何を見るのか、何をするのか

までチームで共有します。

行動計画を言葉にすることで、訪問する看護師自身もケアを整理できます。

そして、ほかのスタッフから

「そこを見るなら、これも確認した方がいいかもしれない」

「前回こういうこともあったから、ここも見てきてほしい」

と意見が出ることもあります。

一人の看護師の経験だけに頼るのではなく、チーム全体の経験と視点を、その日の訪問に生かす。

これもROKUが大切にしていることの一つです。


一人で訪問するからこそ、訪問中もチームで確認する


もちろん、朝礼だけですべてを予測できるわけではありません。

実際の訪問では、

「いつもと少し様子が違う」

「この処置で進めていいだろうか」

「主治医へ報告した方がいいのではないか」

など、その場で判断しなければならないこともあります。

ROKUではスタッフ間の連絡ツールとしてChatworkを活用し、訪問中でも必要なときにはすぐ相談できるようにしています。

処置方法に迷ったとき。利用者さんの状態について判断に悩んだとき。次の対応をどうするか意見がほしいとき。

一人で抱え込まず、チームへ相談します。

また、病院では当たり前に行われている薬剤などのダブルチェックも、訪問看護ではその場に看護師が一人しかいないことがあります。

だからこそ必要に応じてチャットなどを利用し、

一人で訪問していても、みんなで確認できる仕組み

をつくっています。

利用者さんの状態変化についても、

「今日こんな変化があった」

「次に訪問するスタッフにも注意して見てほしい」

「こういう対応を行った」

と随時共有します。

今日訪問した看護師だけが知っている情報にせず、次の看護へつなげることを大切にしています。


急ぐとき、迷ったときは電話で相談する


すべてをチャットだけで完結させるわけではありません。

緊急性がある場合や、文章では状況を伝えにくい場合には電話で相談します。

利用者さんの表情、呼吸状態、いつもとの違いなど、文章だけでは伝えきれないこともあります。

また、

「何となくいつもと違う」

という看護師の感覚が、状態悪化の早期発見につながることもあります。

ROKUでは、

「こんなことで相談していいのかな」と迷ったときこそ、相談する。

ということを大切にしています。

相談して何もなければ、それでいい。

しかし相談せずに一人で判断した結果、大切な変化を見逃してしまってはいけません。

特にROKUでは、医療処置が必要な方や、がん末期・終末期、難病など、状態変化に注意が必要な利用者さんをお受けする機会も多くあります。

だからこそ、一人の経験や感覚だけに頼らない仕組みを大切にしています。


一日の終わりには、訪問後の報告を


一日の訪問が終わったあとには、その日に訪問した利用者さんについて報告を行います。

訪問中に気になったこと。状態の変化。実施したケア。家族から聞いたこと。次回訪問で注意して見てほしいこと。

必要な情報をチームへ共有します。

朝にその日のケアを考え、訪問中に必要があれば相談し、訪問後に結果を報告する。

そして、その情報を次に訪問するスタッフへつなげていく。

ROKUの看護は、この繰り返しです。


「担当の看護師」ではなく、「ROKUというチーム」で支える


訪問看護では、利用者さんと一人の看護師との関係が深くなることがあります。

それ自体は、とても大切なことです。

しかしROKUでは、

「あの看護師しか分からない」

という状態にはしたくないと考えています。

誰が訪問しても、必要な情報が共有されている。状態が変化したときには、チームで考えることができる。困ったときには、すぐ相談できる。

それが、利用者さんやご家族にとっての安心にもつながると考えているからです。

私たちROKUが目指しているのは、

「自分の家族も、自分たちのステーションにお願いしたいと思える看護」

です。

もし自分の大切な家族を任せるのであれば、一人の看護師だけの判断ではなく、多くの看護師が情報を共有し、考え、支えてくれるチームであってほしい。

私たちはそう考えています。


訪問は一人で。でも、看護は一人でしない。


訪問看護は、一人で判断しなければならない場面の多い仕事です。

だからこそROKUでは、一人ひとりの経験や判断力だけに頼るのではなく、スタッフ同士がつながり、支え合える環境を大切にしています。

困ったときに、すぐ相談できること。

迷ったときに、一緒に考えてくれる人がいること。

自分では気づかなかったことを、ほかのスタッフが補ってくれること。

そして、一人の看護師が得た情報を、次の看護へつないでいくこと。

訪問は一人で。でも、看護は一人でしない。

これからもROKU訪問看護ステーションは、日々の「報告・連絡・相談」を大切にしながら、チーム全体で利用者さんとご家族の在宅生活を支えていきます。

「自宅で過ごしたい」という想いを、簡単にあきらめない。

そのために必要な看護を、これからもチームで考え続けていきます。

ROKU訪問看護ステーションで働くことに興味のある方へ

訪問看護が初めての方にとって、

「一人で訪問するのが不安」

という気持ちは当然あると思います。

ROKUでは、一人で訪問することはあっても、一人ですべてを抱え込む働き方は目指していません。

実際の雰囲気やスタッフ同士の関わり、訪問看護の仕事を知っていただくための見学も受け付けています。

訪問看護に興味のある方、転職を考えている方、まずは話を聞いてみたいという方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。





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