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がん末期で食べられない・飲めない|点滴は必要?家族が知っておきたいこと
「ほとんど食べられなくなってきた」 「水分も少ししか飲めていない」 「このままで大丈夫なんでしょうか」 「点滴をした方がいいんじゃないですか」 がん末期・終末期の方をご自宅で介護しているご家族から、このようなご相談をいただくことがあります。 昨日まで食べていた方が、数口しか食べなくなる。 コップ1杯の水分さえ飲めなくなってくる。 その姿をそばで見ているご家族が不安になるのは当然だと思います。 「食べないから弱っているのではないか」 「水分を入れなかったら脱水になってしまうのではないか」 「点滴をしないということは、何もしないということなのか」 そう考えてしまう方も少なくありません。 ただ、がん末期の点滴については、 「食べられないから点滴をする」 とも 「終末期だから点滴は必要ない」 とも、一律には決められません。 大切なのは、 なぜ食べられなくなっているのか。 今の病状はどの段階なのか。 点滴をすることで、ご本人にどのような利益が期待できるのか。 反対に、点滴によって苦痛が増える可能性はないのか。 そして、 ご本人は、どのように過ごしたいと思っ
6ugatsu
4 日前読了時間: 17分


自宅で看取りをするとき、最期が近いサインは?|家族に知っておいてほしい体の変化
「ほとんど食べなくなった」 「一日の大半を眠っている」 「尿がずいぶん少なくなった」 「昨日までと呼吸の仕方が違う気がする」 自宅で大切な人を看ていると、こうした一つひとつの変化がとても気になると思います。 「最期が近いのだろうか」 「本人は苦しくないのか」 「何かしてあげた方がいいのか」 「このまま家で見ていて大丈夫なのか」 訪問看護の現場でも、ご家族からよく聞く言葉です。 最初にお伝えしておきたいのは、最期の経過は一人ひとり違うということです。 いくつかの変化が重なってくることもあれば、ほとんど目立った変化がないまま経過する方もいます。一度状態が落ちたように見えて、その後少し持ち直すこともあります。 ですから、この記事は「この症状が出たらあと何日」という予測をするためのものではありません。 これから起こるかもしれない変化を少し知っておくことで、ご家族が突然の変化に驚きすぎず、必要な時に医師や訪問看護へ相談できるようにする。そのための記事です。最期の時期を正確に判断することは医療者にとっても容易ではなく、複数の変化や病状全体をみながら判断する必
宮本 真一郎
4 日前読了時間: 13分


浪速区の在宅医療|訪問診療・訪問看護をお探しの病院・MSWの方へ
大阪市浪速区で、退院後の在宅医療を調整されている病院の地域連携室・MSW・退院支援担当者の方へ。 「訪問診療先がまだ決まっていない」「訪問看護も探さないといけない」「ケアマネジャーもまだ決まっていない」「医療処置が多く、在宅で受けてもらえるか分からない」 このようなケースでも、それぞれの事業所を病院側で一つずつ探してからご相談いただく必要はありません。 ROKU訪問看護ステーションでは、訪問看護の受け入れだけでなく、患者様の状態や居住地域に合わせた訪問診療先のご案内・連携、ケアマネジャーの調整、必要な在宅サービスの整理まで含めてご相談いただけます。 訪問診療先が未定であれば、地域の訪問診療を行う医療機関をご案内し、必要に応じて連携を進めます。 ケアマネジャーが決まっていない場合には、ROKUケアプランセンターを含め、退院後に必要な介護サービスについても一緒に整理することができます。 「在宅療養の入口として、まずROKUに相談する」 そんな使い方をしていただけることが、私たちの強みの一つです。 病院・地域連携室・MSWの方へ|退院支援について相談す
宮本 真一郎
9月25日読了時間: 8分


大脳皮質基底核変性症の在宅療養|カフアシスト(排痰補助装置)を使った呼吸ケアと訪問看護
痰はある。 でも、自分の力だけでは、うまく外へ出せない。 神経難病が進行した方の在宅療養では、こうした呼吸の問題に向き合うことがあります。 今回ご紹介するのは、大脳皮質基底核変性症の利用者さんに、実際にご自宅で行っている呼吸ケアです。 ROKU訪問看護ステーションでは、主治医や関係する医療職と連携しながら、排痰補助装置を使用したケアを行っています。 病院ではなく、いつものベッドで。 ご家族がそばにいる、いつもの自宅で。 医療機器が必要になっても、その方の生活は続いています。 今回は実際の訪問看護の写真とともに、大脳皮質基底核変性症、痰を出すために必要な「咳」の仕組み、排痰補助装置の役割、そして在宅で私たち訪問看護師が何を見ているのかについて、少し深くお伝えします。 ※掲載している写真・記事については、ご家族に趣旨をご説明し、撮影およびホームページへの掲載についてご了承をいただいています。 大脳皮質基底核変性症とは 大脳皮質基底核変性症(Corticobasal Degeneration:CBD)は、大脳皮質や大脳基底核などの神経細胞が障害されてい
宮本 真一郎
9月20日読了時間: 10分


クーデックエイミーPCA勉強会を開催|在宅でのPCAポンプ管理を実機で学びました
あすか薬局の薬剤師の方から、実機を使用しながら説明していただきました。 ROKU訪問看護ステーションでは、2026年9月17日、あすか薬局の薬剤師の方を講師にお迎えし、「クーデックエイミーPCA」の勉強会を開催しました。 ROKUでは、がん末期・終末期の方や医療依存度の高い方の在宅療養を支援しています。 その中で、医療用麻薬を持続的に使用しながら自宅で過ごされる方や、PCAポンプを使用した状態で病院から退院される方についてご相談いただくこともあります。 今回は資料による説明だけではなく、実際のクーデックエイミーPCAをスタッフが手に取り、スマートフォンとの接続や操作方法、PCAスイッチ、機器の確認方法などを実機で学びました。 医療処置が必要な方にも安心して自宅で過ごしていただけるよう、ROKUでは地域の医師・薬剤師など多職種の皆さまと連携しながら、スタッフの知識・技術の向上に取り組んでいます。 → PCAポンプをつけたまま退院|がん末期の痛みを自宅で管理するための訪問看護 クーデックエイミーPCAとは? クーデックエイミーPCAは、PCA機能を備
宮本 真一郎
9月18日読了時間: 7分


訪問看護のオンコールって大変?|ROKUが大切にする「一人で抱え込まない」オンコール体制
訪問看護への転職を考える中で、「オンコールって大変そう」「夜間に一人で判断するのが不安」「入職したら、すぐにオンコールを持つの?」と感じる看護師さんは少なくありません。 病院から初めて訪問看護へ転職する方にとって、オンコールは仕事内容がイメージしにくく、不安を感じやすい部分だと思います。 ROKU訪問看護ステーションでは、入職したばかりのスタッフに、いきなりオンコールをお願いすることはありません。 なぜなら、私たちが大切にしているのは、単に「オンコールを回すこと」ではないからです。 今回は、ROKU訪問看護ステーションのオンコール体制や実際の出動回数、サポート体制についてご紹介します。 ROKUが大切にしているのは、 「自宅で過ごしたい想いを、あきらめない」 ということ。 そして、 「自分の家族もROKUでみたいと思える看護をする」 ということです。 利用者さんやご家族が、夜間や休日も安心して自宅で生活できること。 同時に、その生活を支える看護師自身も、安心して判断し、安心して働けること。 その両方があってこそ、質の高い訪問看護を続けられると私た
松下 美織
9月11日読了時間: 10分


退院前、介護保険をまだ申請していない場合はどうする?|認定前でもケアマネジャーに相談できる?
「退院の話が出ているけれど、まだ介護保険を申請していない」で、担当のケアマネジャーがいない」 「退院日が先に決まりそうで、介護サービスの準備が間に合うか不安」 入院をきっかけに身体機能が低下したり、これまで必要なかった介助や医療処置が必要になったりすると、退院後に初めて介護保険サービスを利用することがあります。 特に、入院前まで介護保険を利用していなかった方では、退院の話が進み始めてから申請やケアマネジャー探しを始めるケースも少なくありません。 結論からお伝えすると、介護保険の認定結果が出るまで、退院後の準備を待つ必要はありません。 退院後に介護サービスが必要になる可能性がある場合は、介護保険の申請と並行して、早い段階からケアマネジャーや地域包括支援センターなどへ相談し、退院後の生活を考えていくことが大切です。 大阪市浪速区・大国町のROKUケアプランセンターでも、介護保険の申請前や認定結果を待っている段階から、退院後の生活についてご相談をお受けしています。 → ROKUケアプランセンターについて詳しくはこちら 介護保険をまだ申請していなくても相
宮本 真一郎
9月4日読了時間: 11分


ストーマをつけたまま退院|自宅での管理と訪問看護ができること
「ストーマを造ったまま自宅に帰って、本当に管理できるだろうか」 「装具が漏れたときはどうしたらいい?」 「家族だけで交換できるか不安」 ストーマを造設して退院することになった患者さんやご家族から、このような不安を聞くことがあります。 ストーマとは、手術によってお腹につくられた便や尿の排泄口のことで、人工肛門や人工膀胱などがあります。 入院中に装具交換などを練習していても、実際に自宅へ戻ると、 病院と姿勢や環境が違う 装具がうまく貼れない 便や尿が漏れる 皮膚が赤くなる 家族だけで対応するのが怖い といった問題が起こることがあります。 しかし、ストーマがあることだけを理由に、自宅での生活をあきらめる必要はありません。 退院後の自宅療養では、病院とは違い、ご本人やご家族が日々の生活の中で医療的な管理を行う場面が増えます。 訪問看護を利用することで、ストーマの観察や装具交換、皮膚トラブルへの対応、本人・ご家族へのケア方法の支援などをご自宅で受けることができます。 大阪市浪速区のROKU訪問看護ステーションでは、ストーマを含め、医療処置が必要な方への訪問
宮本 真一郎
9月4日読了時間: 10分


痰の吸引が必要でも自宅へ退院できる?|在宅での喀痰吸引と訪問看護の役割
「痰の吸引が必要になったけれど、自宅へ退院できるのだろうか」 「病院では看護師さんが吸引してくれているけれど、家に帰ったらどうすればいい?」 「夜中に痰が増えて苦しくなったらどうしよう」 「気管切開や人工呼吸器があっても、自宅で生活できる?」 入院中に痰の吸引が必要になった方や、そのご家族から、このような不安を聞くことがあります。 吸引が必要な状態になると、「病院でなければ生活できないのではないか」と思われるかもしれません。 しかし、吸引が必要だからという理由だけで、自宅療養をあきらめる必要はありません。 ご本人の病状、痰の量や性状、吸引が必要になる頻度、呼吸状態、ご家族の状況などを確認し、主治医、病院、訪問診療、訪問看護、ケアマネジャーなどが連携して支援体制を整えることで、自宅で生活できる場合があります。 大切なのは、 「吸引が必要だから自宅は無理」 と最初から決めるのではなく、 「どうすれば自宅で安全に過ごせるのか」 を退院前から考えていくことです。 喀痰吸引とは? 喀痰吸引とは、自分の力だけでは十分に出すことができない痰や分泌物を、吸引器と
宮本 真一郎
8月31日読了時間: 11分


CVポートをつけたまま退院|自宅での点滴・入浴・管理と訪問看護
入院中にCVポートを使用して点滴や栄養管理を行っており、そのまま自宅へ退院することがあります。 退院が決まったご本人やご家族からは、 「CVポートが入ったままでも自宅で生活できるの?」「家でもCVポートから点滴できる?」「針が抜けたり感染したりしないか心配」「夜中に点滴が流れなくなったらどうしたらいい?」「PICCが入っている場合も訪問看護で対応できる?」 といった不安を聞くことがあります。 CVポートやPICCなどの中心静脈ルートがあるからといって、自宅療養ができないわけではありません。 主治医の指示のもと、訪問診療、訪問看護、病院、薬局などが連携し、自宅で必要となる点滴やルート管理、緊急時の対応方法を整えることで、在宅療養を続けられる場合があります。 大切なのは、 「CVポートがあるから退院できない」と考えるのではなく、自宅で安全に管理するために何が必要なのかを退院前から整理することです。 → 退院後、自宅で過ごすのが不安な方への訪問看護 CVポートとは? CVポートは、中心静脈カテーテルの一種です。 一般的には胸部などの皮膚の下に「ポート」
宮本 真一郎
8月28日読了時間: 10分


PCAポンプとは?在宅での管理・副作用と、つけたまま退院するための訪問看護
PCAポンプは、痛みを継続的にコントロールするために使用される医療機器です。 がん疼痛などで使用され、自宅でも主治医・薬局・訪問看護などの体制を整えることで継続できる場合があります。この記事では、PCAポンプの仕組み、副作用、在宅での管理、退院時の準備について解説します。 「PCAポンプを使っているけれど、自宅へ退院できるのだろうか」 「医療用麻薬を持続的に使用している状態で、家族だけで対応できるのか不安」 「夜中に痛みが強くなった時はどうすればいい?」 PCAポンプを使用していても、ご本人の状態や疼痛コントロールの状況、主治医・訪問診療・薬局・訪問看護などの支援体制を整えることで、自宅へ退院し在宅療養を続けられる場合があります。 PCAポンプは在宅でも使用されることがあり、訪問看護では痛みの状態だけでなく、副作用、ポンプの作動状況、薬液残量、ルートや刺入部の状態などを確認しながら支援します。 がんの治療中や終末期には、痛みを和らげるために医療用麻薬を使用することがあります。 その中でも、痛みを継続的にコントロールするために使用されることがあるの
宮本 真一郎
8月27日読了時間: 11分


気管切開のまま退院|自宅での吸引・カニューレ管理と訪問看護の役割
入院中に気管切開を行い、そのまま気管カニューレを装着した状態で退院することがあります。 退院の話が出ると、ご本人やご家族から、 「気管切開をしたまま、本当に家に帰れるの?」 「痰の吸引を家族だけでできるのだろうか」 「カニューレが抜けたらどうしたらいい?」 「夜中に呼吸が苦しくなったらどうする?」 「気管切開があると、ずっと病院や施設で過ごさないといけないの?」 といった不安の声を聞くことがあります。 気管切開をしていても、必要な医療・介護体制を整えることで、自宅で生活することは可能です。 大切なのは、「気管切開があるから自宅では無理」と最初から決めることではありません。 退院前から、主治医・病院・訪問診療・訪問看護・ケアマネジャーなどが連携し、 自宅で安全に生活するためには何が必要なのか を一つずつ整理していくことが重要です。 この記事では、気管切開をしたまま退院される方とご家族に向けて、自宅で気を付けたいことや、訪問看護でできる支援について解説します。 気管切開とは? 気管切開とは、首の前側から気管に穴を開け、呼吸の通り道を確保する処置です。
宮本 真一郎
8月26日読了時間: 11分


胃ろうをつけたまま退院|自宅での管理と訪問看護の役割
「胃ろうをつけたまま自宅に退院することになった」 そう聞くと、 「家族だけで管理できるのだろうか」「栄養剤の注入は毎日できるだろうか」「胃ろうが抜けたり、詰まったりしたらどうしよう」「夜中に何かあったら、どこに連絡すればいいのだろう」 と不安になるご本人・ご家族は少なくありません。 胃ろう(胃瘻・PEG)があるからといって、自宅での生活をあきらめなければならないわけではありません。 大切なのは、退院前から胃ろうの管理方法や緊急時の対応を確認し、主治医、病院、訪問看護、ケアマネジャーなどが連携して、在宅療養を支える体制を整えておくことです。 ROKU訪問看護ステーションでは、大阪市浪速区・大国町を中心に、胃ろうや経管栄養など医療処置が必要な方の在宅療養を支援しています。 私たちが大切にしているのは、胃ろうという「処置」だけを見ることではありません。 ご本人がどこで、どのように暮らしたいのか。ご家族が何に不安を感じているのか。 そこまで含めて考えながら、自宅での生活を支えていきます。 胃ろうとは? 胃ろうとは、お腹から胃につながる小さな通り道をつくり
宮本 真一郎
8月25日読了時間: 9分


尿道カテーテルは何日で交換する?交換時期・寿命・詰まりのサインを訪問看護師が解説
尿道カテーテル(バルーンカテーテル)をつけたまま自宅で生活している方やご家族から、 「カテーテルは何日くらいで交換するの?」 「1か月ずっと入れたままで大丈夫?」 「尿が濁ってきたら交換した方がいい?」 「病院へ行かなくても自宅で交換できる?」 と聞かれることがあります。 結論からいうと、尿道カテーテルには「全員が必ず○日ごとに交換する」という一律の交換時期があるわけではありません。 使用しているカテーテルの種類や添付文書、尿の状態、閉塞の起こりやすさ、感染の有無、カテーテルを留置している理由などによって交換時期は異なります。 一方、長期間留置する場合には、実際の在宅医療では主治医の指示のもと、定期的に状態を確認しながら交換しているケースも多くあります。 この記事では、尿道カテーテルの交換時期や「寿命」と考えられがちな期間、予定より早く交換が必要になるサイン、自宅での訪問看護による管理について解説します。 →尿道カテーテル(バルーンカテーテル)をつけたまま退院|自宅で気を付けることと訪問看護の役割 尿道カテーテルは何日で交換する? 尿道カテーテル
宮本 真一郎
8月23日読了時間: 9分


浪速区でケアマネをお探しの病院・MSWの方へ|医療依存度の高い方の退院支援
病院から自宅へ退院することが決まったものの、 「ケアマネジャーがまだ決まっていない」 「医療処置が多く、在宅で受けてもらえるか不安」 「がん末期で、退院後すぐに訪問診療や訪問看護が必要」 「難病で、今後さらに介護量が増える可能性がある」 「訪問看護だけでなく、リハビリや福祉用具、訪問介護までまとめて調整する必要がある」 このようなケースでは、退院後の生活を見据えて、できるだけ早い段階からケアマネジャーと医療・介護サービスを調整していくことが重要です。 なお、介護保険自体をまだ申請していない場合や、申請後の認定結果を待っている場合でも、退院後の準備を進められることがあります。 → 介護保険未申請・認定前でもケアマネジャーに相談できる? ROKUでは2026年9月、大阪市浪速区・大国町にROKUケアプランセンターを開設します。 ROKU訪問看護ステーションでこれまで培ってきた、退院直後・がん末期・難病・医療処置が必要な方などへの在宅療養支援の経験を活かし、医療依存度の高い方のケアマネジメントにも力を入れていきます。 病院の地域連携室、医療ソーシャルワ
宮本 真一郎
8月20日読了時間: 10分


人工呼吸器をつけたまま退院|自宅で生活するための準備と訪問看護の役割
「人工呼吸器をつけたまま、自宅に帰ることはできるのでしょうか」 退院の話が出たとき、ご本人やご家族がこのような不安を感じることは少なくありません。 病院では看護師や医師がすぐ近くにいますが、自宅に帰るとなると、 人工呼吸器を家族だけで管理できるのか アラームが鳴ったらどうすればいいのか 痰の吸引はどうするのか 夜中に具合が悪くなったらどうするのか 停電したら人工呼吸器は止まらないのか など、さまざまな心配が出てくると思います。 人工呼吸器を使用しているからといって、必ずしも入院を続けなければならないわけではありません。 病状が安定し、主治医・病院・訪問診療・訪問看護・医療機器業者などが連携し、必要な支援体制を整えることで、人工呼吸器を使用しながら自宅で生活することは可能です。 日本呼吸器学会でも、マスクを使用する在宅NPPVや、気管切開を行って使用する在宅TPPVが在宅呼吸ケアとして扱われています。 人工呼吸器をつけたまま自宅に帰ることはできます 人工呼吸器は、呼吸する力が低下した方の呼吸を補助する医療機器です。 在宅では大きく分けて、...
宮本 真一郎
8月17日読了時間: 8分


ROKUが大切にしている「報告・連絡・相談」
訪問看護の報連相
松下 美織
8月17日読了時間: 6分


在宅酸素をつけたまま退院|入浴・自宅生活の注意点と訪問看護
入院中に酸素吸入が必要となり、そのまま在宅酸素療法(HOT)を続けながら自宅へ退院することがあります。 退院が決まったご本人やご家族からは、 「酸素をつけたまま家で生活できるの?」「息苦しくなったら酸素を増やしていい?」「お風呂や外出はできる?」「夜中に酸素の機械がおかしくなったらどうする?」 といった不安の声も聞かれます。 在宅酸素療法を行いながらでも、ご自宅で療養生活を送ることは可能です。 ただし、酸素は医師から指示された流量を守って使用することが大切です。また、呼吸状態の変化や酸素機器の取り扱い、火気などにも注意する必要があります。 この記事では、在宅酸素を使用したまま退院される方とご家族に向けて、自宅で気を付けたいことや、訪問看護でできる支援について解説します。 在宅酸素療法(HOT)とは? 在宅酸素療法とは、病気などによって身体に必要な酸素を十分に取り込めない方が、自宅で酸素を吸入しながら生活する治療です。 英語の「Home Oxygen Therapy」の頭文字から「HOT(ホット)」とも呼ばれます。 自宅では主に酸素濃縮装置を使用し
宮本 真一郎
8月16日読了時間: 9分


尿道カテーテル(バルーンカテーテル)をつけたまま退院|自宅で気を付けることと訪問看護の役割
入院中に尿道カテーテル(バルーンカテーテル)が挿入され、そのまま自宅へ退院することがあります。 ご本人やご家族からは、 「この管をつけたまま家で生活できるの?」「尿が出なくなったらどうしたらいい?」「血尿が出たけど大丈夫?」「家族が尿を捨ててもいいの?」 といったご相談をいただくことがあります。 尿道カテーテルを留置した状態でも、ご自宅で生活することは可能です。 ただし、尿路感染やカテーテルの閉塞、自己抜去などのトラブルが起こることがあるため、日頃から尿の状態やカテーテルを観察しておくことが大切です。 この記事では、尿道カテーテルをつけたまま退院される方とご家族に向けて、自宅で確認してほしいポイントと、訪問看護でできることを解説します。 尿道カテーテル(バルーンカテーテル)とは? 尿道カテーテルは、尿道から膀胱まで細い管を入れ、膀胱にたまった尿を体外へ排出するための医療器具です。 カテーテルの先端には小さなバルーンがあり、膀胱内でバルーンを膨らませることで簡単には抜けないようになっています。 そのため、「バルーンカテーテル」「膀胱留置カテーテル」
宮本 真一郎
8月8日読了時間: 10分


退院後すぐに訪問看護を利用するメリット|最初の1週間を安心して過ごすために
「退院できるのはうれしいけれど、家に帰ってからが不安」 「病院では看護師さんがしてくれていた処置を、家族だけでできるのだろうか」 「薬が増えて、きちんと管理できるか心配」 「夜間や休日に具合が悪くなったら、どこへ連絡すればよいのだろう」 退院が決まると、安心する気持ちと同時に、自宅での生活に対する不安が出てくることがあります。 病院では医師や看護師が近くにいて、決まった時間に薬や食事が準備され、体調の変化にも対応してもらえます。 しかし、自宅に戻ると、ご本人とご家族が中心となって生活を組み立てなければなりません。 退院直後の訪問看護は、病院で受けていた医療や看護を、そのまま自宅へ持ち込むだけのサービスではありません。 病院で決められた治療や療養方法が、実際の自宅生活で無理なく続けられるかを確認し、必要に応じて主治医やケアマネジャーなどと調整する役割があります。 退院後の最初の1週間に問題が起こりやすい理由 入院中に説明を受けていても、自宅に戻って初めて分かる問題があります。 例えば、 ベッドからトイレまで思ったより遠い 病院では歩けていたが、自宅
宮本 真一郎
8月2日読了時間: 11分
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