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訪問看護は何をしてくれる?できること・できないことを家族向けにわかりやすく解説

宮本 真一郎
6月24日
読了時間: 10分

更新日:8月26日


「訪問看護って、何をしてくれるんですか?」

ご家族様から、このようなご相談をいただくことがあります。

病院から退院することになった時。自宅での介護が少しずつ大変になってきた時。点滴やカテーテル、在宅酸素などの医療処置が必要になった時。癌末期・終末期で「できれば家で過ごしたい」と考え始めた時。

そのような場面で、訪問看護という言葉は聞いたことがあっても、実際に何をしてくれるのか、どこまで頼んでよいのか分からない方は少なくありません。

訪問看護は、看護師などがご自宅に訪問し、病状の観察、医療処置、服薬管理、療養生活の相談、ご家族への支援、主治医やケアマネジャーとの連携などを行うサービスです。

ROKU訪問看護ステーションでは、大阪市浪速区・大国町を中心に、退院後の在宅療養、医療処置が必要な方、癌末期・終末期の方、難病の方、精神科訪問看護や小児訪問看護が必要な方などを支援しています。

この記事では、訪問看護でできること、できないこと、訪問介護との違い、相談するタイミングについて、ご家族様にも分かりやすく解説します。


訪問看護とは


訪問看護とは、病気や障がいがあっても、住み慣れたご自宅で安心して過ごせるように支えるサービスです。

看護師がご自宅に訪問し、ご本人の体調や生活状況を確認しながら、必要な看護を行います。

病院では、医師や看護師が近くにいるため、体調の変化や医療処置についてすぐに相談できます。一方で、自宅に戻ると、ご家族だけで判断しなければならない場面が増えます。

「この熱は様子を見ていいのか」「食事量が減ってきたけど大丈夫なのか」「薬が飲めていないけど、どうしたらいいのか」「尿の色が悪いけど、受診が必要なのか」「夜中に息苦しくなったら、どこに連絡すればいいのか」

このような不安を、ご本人やご家族だけで抱え込まなくてよいように支えるのが訪問看護の役割です。

ROKUが大切にしているのは、医療処置だけを行う看護ではありません。

ご本人がどのように過ごしたいのか。ご家族が何に不安を感じているのか。自宅で過ごすために、どのような支援が必要なのか。

医療と生活の間に立ち、ご本人とご家族の暮らしを支えることを大切にしています。


訪問看護でできること


訪問看護では、主治医の指示のもと、ご本人の状態に合わせてさまざまな支援を行います。

たとえば、血圧・体温・脈拍・酸素飽和度などの確認、病状の観察、薬が正しく飲めているかの確認、点滴や褥瘡処置、吸引、胃ろう、在宅酸素、尿道カテーテル、ストーマなどの医療処置に関する支援を行います。

また、癌末期・終末期の方では、痛みや息苦しさ、食欲低下、眠気、意識状態の変化などを確認しながら、主治医や訪問診療の先生と連携して、ご本人ができるだけ穏やかに過ごせるよう支援します。

難病や重度障がいのある方では、呼吸状態、嚥下、転倒リスク、褥瘡予防、介助方法、ご家族の負担などを生活全体で確認していきます。

訪問看護は、処置だけをするサービスではありません。「この状態は大丈夫なのか」「救急車を呼ぶべきなのか」「家族だけで見ていてよいのか」といった不安を、ご家族だけで抱え込まなくてよいように支える役割もあります。



訪問看護でできること


訪問看護では、主治医の指示のもと、ご本人の病状や生活状況に合わせてさまざまな支援を行います。

たとえば、血圧・体温・脈拍・酸素飽和度などの確認、病状の観察、服薬状況の確認に加え、点滴、褥瘡処置、吸引、胃ろう、在宅酸素、尿道カテーテル、ストーマなど、医療処置が必要な方への訪問看護にも対応しています。

病院では看護師が行っていた処置を自宅で続けることになり、「家族だけで管理できるのか」「トラブルが起きた時はどうしたらいいのか」と不安を感じる方も少なくありません。訪問看護では、処置だけでなく、体調の変化やご家族の負担も含めて確認しながら在宅療養を支えます。

また、癌末期・終末期の方への訪問看護では、痛みや息苦しさ、食欲低下、眠気、意識状態の変化などを確認しながら、主治医や訪問診療の医師と連携します。

「できるだけ自宅で過ごしたい」「最期まで家族と一緒に過ごしたい」というご本人の希望を大切にしながら、ご家族の不安にも寄り添い、自宅で穏やかに過ごせるよう支援していきます。

難病・重度障がいのある方への訪問看護では、呼吸状態や嚥下状態、転倒リスク、褥瘡予防、排泄、介助方法、ご家族の負担などを確認し、長く自宅で生活を続けるための支援を行います。

状態に応じて主治医やケアマネジャー、リハビリ職、福祉用具事業所などとも連携し、医療面だけでなく生活全体を見ながら支援内容を考えていきます。

訪問看護は、医療処置だけを行うサービスではありません。

「この状態は大丈夫なのか」「救急車を呼ぶべきなのか」「家族だけで見ていてよいのか」

といった日々の不安をご本人やご家族だけで抱え込まなくてよいように、一緒に考えることも訪問看護の大切な役割です。


また、ご本人の状態によっては、看護師だけでなく理学療法士・作業療法士による訪問リハビリを利用することもできます。

自宅での歩行や立ち上がり、トイレ・入浴などの日常生活動作を確認し、その方ができるだけ安全に自宅で生活を続けられるよう支援します。

病院でリハビリを受けていた方が退院後も継続してリハビリを行いたい場合や、病気や障がいによって少しずつ動きにくくなってきた場合にも、看護師とリハビリ職が情報を共有しながら支援していきます。


「どんな人が訪問看護を利用できますか?」の保険説明の後に追加

訪問看護の料金は、介護保険または医療保険のどちらを利用するか、自己負担割合、訪問回数、医療証の有無などによって異なります。

「介護保険と医療保険のどちらになるの?」「1回の訪問でいくらくらいかかるの?」という方は、訪問看護の料金・自己負担についてをご確認ください。

実際の負担額は一人ひとり異なるため、ROKUでは訪問看護を開始する前に、保険情報などを確認したうえで料金の目安をご説明しています。


訪問看護でできないこと


一方で、訪問看護にはできないこともあります。

たとえば、掃除・洗濯・調理などの家事全般は、基本的には訪問看護ではなく訪問介護の役割になります。

また、通院の付き添いや買い物の代行なども、訪問看護の主な役割ではありません。必要な場合は、ケアマネジャーと相談しながら、訪問介護、介護タクシー、福祉サービスなどを組み合わせて考えていきます。

医療処置についても、看護師の判断だけで新しい処置を始めたり、薬を変更したりすることはできません。訪問看護は主治医の指示に基づいて行うサービスです。そのため、必要な処置がある場合は、主治医と連携しながら安全に進めていきます。


訪問看護と訪問介護の違い


訪問看護と訪問介護は、どちらも自宅での生活を支える大切なサービスですが、役割が異なります。

訪問看護は、看護師などが医療的な視点で体調を確認し、医療処置、服薬管理、病状の観察、主治医との連携、ご家族への療養相談などを行います。

訪問介護は、ヘルパーさんが入浴・排泄・食事・掃除・洗濯・買い物など、生活を支える介助を行います。

どちらか一方だけで支えるというより、ご本人の状態に合わせて、訪問看護、訪問介護、ケアマネジャー、訪問診療、薬局、福祉用具などが連携することで、自宅での生活が続けやすくなります。


訪問看護だけでなく、ケアマネジャーとの連携も大切です


自宅での生活を支えるためには、訪問看護だけですべてを解決できるわけではありません。

たとえば、

  • 入浴や排泄、食事などの介助が必要

  • 福祉用具や介護ベッドを利用したい

  • デイサービスや訪問介護を利用したい

  • 退院後にどのような介護サービスを使えばよいかわからない

  • 医療処置があり、どのような在宅サービスを組み合わせればよいかわからない


このような場合には、ケアマネジャーがご本人・ご家族の状況を確認し、必要な介護サービスを組み合わせたケアプランを作成します。

訪問看護も、そのケアプランの中で在宅生活を支えるサービスのひとつです。

特に、退院直後の方や、がん末期・終末期、難病、在宅酸素、胃ろう、尿道カテーテル、気管切開など医療的な支援が必要な方では、医療と介護の両方から支援体制を考えることが重要になります。

看護師、ケアマネジャー、主治医、訪問介護、リハビリ、薬局、福祉用具などが情報を共有し、その方の状態や生活に合わせて支援内容を調整していきます。

ROKUでは、「医療処置が必要だから自宅で過ごすのは難しい」と最初からあきらめるのではなく、どうすれば住み慣れた自宅で生活を続けられるのかを多職種で一緒に考えることを大切にしています。


介護保険サービスの利用やケアマネジャーへの相談、退院後のケアプランについてお困りの場合は、ROKUケアプランセンターでもご相談いただけます。


どんな人が訪問看護を利用できますか?


訪問看護は、病気や障がいがあり、自宅で療養しながら生活している方で、主治医が訪問看護の必要性を認めた場合に利用できます。

高齢の方だけでなく、難病の方、癌末期・終末期の方、精神科訪問看護が必要な方、医療的ケアが必要な方、小児の方など、年齢に関係なく利用できる場合があります。

介護保険を使う場合もあれば、医療保険を使う場合もあります。どちらの保険になるかは、年齢、要介護認定の有無、病名、主治医の指示内容などによって変わります。

「うちの場合は使えるのか分からない」という段階でも、まずは相談して大丈夫です。


こんな時は早めにご相談ください


次のような時は、訪問看護への相談を検討するタイミングです。

訪問看護は、「状態が悪くなってから利用するもの」と思われることがありますが、実際には**「自宅で過ごすことに少し不安を感じ始めた段階」から相談していただいて大丈夫です。**

特に退院直後は、病院では問題なく過ごせていても、自宅に戻ってから食事や服薬、排泄、医療処置、移動などで新たな困りごとが見えてくることがあります。

早めに相談していただくことで、退院前から病院や主治医と情報を共有したり、自宅で必要となる支援を準備したり、ご家族の負担を減らす方法を一緒に考えることができます。

また、在宅療養では日中だけでなく、夜間や休日に「このまま様子を見て大丈夫なのか」「病院へ行った方がよいのか」と判断に迷うこともあります。

そのような不安がある方には、夜間・休日も相談できる訪問看護の体制を整えておくことが、自宅で安心して生活を続けるための支えになります。



浪速区・大国町周辺で訪問看護をお探しの方へ


訪問看護は、ただ処置をするだけのサービスではありません。

ご本人の体調を確認し、医療処置を支え、薬を整え、主治医やケアマネジャーと連携し、ご家族の不安にも寄り添いながら、自宅での生活を支えるサービスです。

「自宅で過ごしたいけれど不安」「退院後の生活が心配」「医療処置があるけど家で見られるのか分からない」「家族だけで介護するのが限界に近い」「訪問看護で何をしてもらえるのか知りたい」

そのような時は、ROKU訪問看護ステーションへご相談ください。

大阪市浪速区・大国町を中心に、退院後の在宅療養、医療処置が必要な方、癌末期・終末期の方、難病の方、精神科訪問看護、小児訪問看護など、幅広いご相談に対応しています。

ご本人とご家族が、住み慣れたご自宅で少しでも安心して過ごせるよう、ROKU訪問看護ステーションが支援します。




この記事を書いた人

ROKU訪問看護ステーション代表/看護師 宮本 真一郎

救急・急性期・手術室・離島医療、訪問看護の現場を経験。ROKU訪問看護ステーションでは、「自分の大切な家族もROKUで看たいと思える看護」を大切に、医療と生活の間に立つ訪問看護を地域に届けています。










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