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訪問看護は何をしてくれる?できること・できないことを家族向けにわかりやすく解説

  • 宮本 真一郎
  • 6月24日
  • 読了時間: 6分

更新日:7月14日

「訪問看護って、何をしてくれるんですか?」

ご家族様から、このようなご相談をいただくことがあります。

病院から退院することになった時。自宅での介護が少しずつ大変になってきた時。点滴やカテーテル、在宅酸素などの医療処置が必要になった時。癌末期・終末期で「できれば家で過ごしたい」と考え始めた時。

そのような場面で、訪問看護という言葉は聞いたことがあっても、実際に何をしてくれるのか、どこまで頼んでよいのか分からない方は少なくありません。

訪問看護は、看護師などがご自宅に訪問し、病状の観察、医療処置、服薬管理、療養生活の相談、ご家族への支援、主治医やケアマネジャーとの連携などを行うサービスです。

ROKU訪問看護ステーションでは、大阪市浪速区・大国町を中心に、退院後の在宅療養、医療処置が必要な方、癌末期・終末期の方、難病の方、精神科訪問看護や小児訪問看護が必要な方などを支援しています。

この記事では、訪問看護でできること、できないこと、訪問介護との違い、相談するタイミングについて、ご家族様にも分かりやすく解説します。

訪問看護とは

訪問看護とは、病気や障がいがあっても、住み慣れたご自宅で安心して過ごせるように支えるサービスです。

看護師がご自宅に訪問し、ご本人の体調や生活状況を確認しながら、必要な看護を行います。

病院では、医師や看護師が近くにいるため、体調の変化や医療処置についてすぐに相談できます。一方で、自宅に戻ると、ご家族だけで判断しなければならない場面が増えます。

「この熱は様子を見ていいのか」「食事量が減ってきたけど大丈夫なのか」「薬が飲めていないけど、どうしたらいいのか」「尿の色が悪いけど、受診が必要なのか」「夜中に息苦しくなったら、どこに連絡すればいいのか」

このような不安を、ご本人やご家族だけで抱え込まなくてよいように支えるのが訪問看護の役割です。

ROKUが大切にしているのは、医療処置だけを行う看護ではありません。

ご本人がどのように過ごしたいのか。ご家族が何に不安を感じているのか。自宅で過ごすために、どのような支援が必要なのか。

医療と生活の間に立ち、ご本人とご家族の暮らしを支えることを大切にしています。

訪問看護でできること

訪問看護では、主治医の指示のもと、ご本人の状態に合わせてさまざまな支援を行います。

たとえば、血圧・体温・脈拍・酸素飽和度などの確認、病状の観察、薬が正しく飲めているかの確認、点滴や褥瘡処置、吸引、胃ろう、在宅酸素、尿道カテーテル、ストーマなどの医療処置に関する支援を行います。

また、癌末期・終末期の方では、痛みや息苦しさ、食欲低下、眠気、意識状態の変化などを確認しながら、主治医や訪問診療の先生と連携して、ご本人ができるだけ穏やかに過ごせるよう支援します。

難病や重度障がいのある方では、呼吸状態、嚥下、転倒リスク、褥瘡予防、介助方法、ご家族の負担などを生活全体で確認していきます。

訪問看護は、処置だけをするサービスではありません。「この状態は大丈夫なのか」「救急車を呼ぶべきなのか」「家族だけで見ていてよいのか」といった不安を、ご家族だけで抱え込まなくてよいように支える役割もあります。

訪問看護でできないこと

一方で、訪問看護にはできないこともあります。

たとえば、掃除・洗濯・調理などの家事全般は、基本的には訪問看護ではなく訪問介護の役割になります。

また、通院の付き添いや買い物の代行なども、訪問看護の主な役割ではありません。必要な場合は、ケアマネジャーと相談しながら、訪問介護、介護タクシー、福祉サービスなどを組み合わせて考えていきます。

医療処置についても、看護師の判断だけで新しい処置を始めたり、薬を変更したりすることはできません。訪問看護は主治医の指示に基づいて行うサービスです。そのため、必要な処置がある場合は、主治医と連携しながら安全に進めていきます。

訪問看護と訪問介護の違い

訪問看護と訪問介護は、どちらも自宅での生活を支える大切なサービスですが、役割が異なります。

訪問看護は、看護師などが医療的な視点で体調を確認し、医療処置、服薬管理、病状の観察、主治医との連携、ご家族への療養相談などを行います。

訪問介護は、ヘルパーさんが入浴・排泄・食事・掃除・洗濯・買い物など、生活を支える介助を行います。

どちらか一方だけで支えるというより、ご本人の状態に合わせて、訪問看護、訪問介護、ケアマネジャー、訪問診療、薬局、福祉用具などが連携することで、自宅での生活が続けやすくなります。

どんな人が訪問看護を利用できますか?

訪問看護は、病気や障がいがあり、自宅で療養しながら生活している方で、主治医が訪問看護の必要性を認めた場合に利用できます。

高齢の方だけでなく、難病の方、癌末期・終末期の方、精神科訪問看護が必要な方、医療的ケアが必要な方、小児の方など、年齢に関係なく利用できる場合があります。

介護保険を使う場合もあれば、医療保険を使う場合もあります。どちらの保険になるかは、年齢、要介護認定の有無、病名、主治医の指示内容などによって変わります。

「うちの場合は使えるのか分からない」という段階でも、まずは相談して大丈夫です。

こんな時は早めにご相談ください

次のような時は、訪問看護に相談するタイミングです。

退院後、自宅で過ごせるか不安がある。点滴、褥瘡、吸引、胃ろう、在宅酸素、尿道カテーテルなどの医療処置がある。癌末期・終末期で、自宅で過ごしたい思いがある。難病や重度障がいがあり、体調変化が心配。薬の管理が難しくなってきた。夜間や休日に具合が悪くなった時が不安。家族だけで介護を続けることに限界を感じている。ケアマネジャーや病院から訪問看護をすすめられた。

訪問看護は、状態が悪くなってから使うものと思われがちですが、実際には「不安が出た時点」で相談していただいて大丈夫です。

早めに相談することで、退院前から準備できること、主治医や病院と確認できること、ご家族の負担を減らす方法を一緒に考えやすくなります。

浪速区・大国町周辺で訪問看護をお探しの方へ

訪問看護は、ただ処置をするだけのサービスではありません。

ご本人の体調を確認し、医療処置を支え、薬を整え、主治医やケアマネジャーと連携し、ご家族の不安にも寄り添いながら、自宅での生活を支えるサービスです。

「自宅で過ごしたいけれど不安」「退院後の生活が心配」「医療処置があるけど家で見られるのか分からない」「家族だけで介護するのが限界に近い」「訪問看護で何をしてもらえるのか知りたい」

そのような時は、ROKU訪問看護ステーションへご相談ください。

大阪市浪速区・大国町を中心に、退院後の在宅療養、医療処置が必要な方、癌末期・終末期の方、難病の方、精神科訪問看護、小児訪問看護など、幅広いご相談に対応しています。

ご本人とご家族が、住み慣れたご自宅で少しでも安心して過ごせるよう、ROKU訪問看護ステーションが支援します。

この記事を書いた人

ROKU訪問看護ステーション代表/看護師 宮本 真一郎

救急・急性期・手術室・離島医療、訪問看護の現場を経験。ROKU訪問看護ステーションでは、「自分の大切な家族もROKUで看たいと思える看護」を大切に、医療と生活の間に立つ訪問看護を地域に届けています。


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